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help リーダーに追加 RSS 第三世代携帯電話の国際規格、3GPP と 3GPP2とは?

<<   作成日時 : 2008/04/22 15:24   >>

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第三世代携帯電話(IMT-2000)の国際規格には3GPP と3GPP2 の2つのグループがあります。


3GPP は 3rd Generation Partnership Project の略
3GPP2 は 3rd Generation Partnership Project 2の略


です。

The 3rd Generation Partnership Projectsは第三世代携帯電話に関する世界共通の規格を策定するために、1998年の国際電気通信連合ITU (International Telecommunication Union)におけるファミリーコンセプトの合意を受けて設立されたそうです。

ITUのファミリーコンセプトとは複数の無線アクセスネットワーク(無線方式)と複数のコアネットワーク(交換機系)の存在を認めるという概念でした。

複数の無線アクセスネットワーク(無線方式)とはW-CDMAとcdma2000です。

複数のコアネットワーク(交換機系)の存在とは、GSM と ANSI-41(IS-41)です。


ここには、W-CDMAを推進していたスウェーデンのエリクソン社と cdma2000を開発した米クアルコム社との確執がありました。



また、当時ヨーロッパ諸国を中心として世界中に拡大していた第2世代携帯電話システムとしてGSMがあり、一方で北米を中心として拡大していた、第2世代携帯電話システムのAMPSや、第2.5世代携帯電話システムと呼ばれるcdmaOne(IS-95)がありました。もちろん、このcdmaOneは米クアルコム社が中心に開発したシステムです。

ちなみに、米国が標準化したcdmaOneシステムは無線アクセス規格として「IS-95」を、コアネットワーク規格としてIS-41を使うシステムです。

すなわち、cdmaOneは北米のコアネットワーク規格(交換機系)であるANSI-41、すなわち IS-41を使うシステムでした。そしてもちろん、エリクソン社が推進する W-CDMAのコアネットワーク規格はGSM系に対応していました。



このように、ヨーロッパ系はすでに利用している第2世代携帯電話のGSMシステムの発展系としてW-CDMAを推進し、北米系はすでに利用している第2世代携帯電話のAMPSや第2.5世代携帯電話のcdmaOneの発展系としてcdma2000を推進したことになります。

どちらも、既存のシステムとの上位互換を考えて一番都合のよいシステムを推す事になりました。既存のcdmaOne事業者はCDMA2000へのシステムの移行が容易であるし、同様にGSMシステム向けのネットワーク・プロトコルを利用していたGSM事業者はW-CDMAシステムへの移行がしやすいと言うことです。

よって、3GPPは無線方式にW-CDMA、コアネットワーク(交換機系)にGSMの組み合わせ。3GPP2は無線方式にcdma2000、コアネットワーク(交換機系)にANSI-41(IS-41)の組み合わせを選んだことになります。

3GPP は無線アクセス系にW-CDMA、コアネットワーク系にGSM 発展形を採用して標準化を進めるグループで、1998年12月に、各国/地域標準化機関のうち、ヨーロッパのETSI、日本のARIB、TTC、アメリカのT1委員会、韓国のTTA が集まって結成されました。

一方、3GPP2は無線アクセス系にcdma2000、コアネットワーク系にANSI-41発展形を採用して標準化を進めるグループで、1999年1月に設立され、標準化活動を行っています。

W-CDMAはANSI-41(IS-41)系のコアネットワークに接続できず、cdma2000はGSM系のコアネットワークには接続できないようです。

日本のドコモはヨーロッパ系と協力してW-CDMA/GSM系のシステムを採用し、KDDIは北米系のcdma2000/ANSI-41(IS-41)系を採用しました。

もともと、第2.5世代携帯電話のcdmaOneを運用していたKDDIは、当然 cdma2000/ANSI-41(IS-41)系を選ぶことになりました。第2世代携帯電話システムとして独自の通信方式、PDCを運用していたドコモは世界に広く拡大していた、GSM方式の発展系である W-CDMA/GSM系のシステムを採用したことになります。

W-CDMAもcdma2000も、もともと同じCDMA技術であり、違いが分かりにくいですが、このような歴史的違いがあったようです。

IMT-2000とは、International Mobile Telecommunication 2000の略です。国際電気通信連合ITU (International Telecommunication Union)が策定した第3世代移動通信システムの標準規格です。第3世代携帯電話ともよばれています。また、世代にあたるgenerationの頭文字をとり、単に3G(スリージー)と読んだりします。

第3世代携帯電話にはドコモやソフトバンクモバイル、イー・モバイルが採用している W-CDMAや、KDDI auが採用している CDMA2000などがあります。


3GPP と 3GPP2 の特徴

3GPP 3GPP2
技術
無線アクセス:W-CDMA
コアネットワーク:GSM 発展形
設立:1998年12月設立

参加者:ARIB(日本), CWTS(中国), ETSI(欧州), T1(米国), TTA(韓国), TTC(日本)


3GPP2
無線アクセス:cdma2000
コアネットワーク:ANSI-41 発展形
設立:1999年1月設立

参加者:ARIB(日本), CWTS(中国), TIA(米国), TTA(韓国), TTC(日本)



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