可視光通信コンソーシアム(VLCC)は赤外線データ協会(IrDA)および光無線通信システム推進協議会(ICSA)と共同で世界最先端の光無線通信技術である可視光通信の標準化に向けた活動を開始する、と発表しました。可視光通信コンソーシアム = VLCC = Visible Light Communicatios Consortium可視光通信(かしこうつうしん)とは目に見える光(可視光)を利用して通信を行う次世代の通信テクノロジー。 人間の目に見える光(可視光)を利用して通信するので、もちろん無線です。しかし、電波と呼ばれる周波数帯域でもなく、また今、流行の光ブロードバンドネットワークで利用されている光ケーブルでもなく、テレビのリモコンやケータイ電話などで利用されている赤外線通信でもありません。 可視光ですから白を含め、赤色やオレンジ色、黄色、緑、青色、紫などの光が可視光にあたり、これらの可視光を利用した通信ということになります。 可視光 = Visible Light基本的な考え方としては、LED照明や信号灯といった電光サインの光を利用して情報のやりとり(データ通信)を行うそうです。 そのため、人間の目には普通に見える、お部屋の照明や、電光掲示板の光、テレビやパソコンのディスプレイの光、交差点の信号機の光や自動車のライトの光にもデータ通信のためのデジタル信号を載せて伝送できるそうです。 もしこの通信方式が、一般社会に普及すると照明革命が起きるだろう、と言われています。お部屋の照明器具が照明機器として、またデータ通信の送信機として活用されるからです。 照明革命 = 照明 + 通信これ以外にも、この可視光通信をケータイ電話に利用したり、ロボットとの通信に利用したり、自動車との通信に利用したりすることが考えられているそうです。 ケータイ電話にはすでに赤外線を利用したIrDa通信(赤外線通信)がすでに搭載されていますが、この赤外線通信に可視光通信機能を搭載すると、例えばケータイ電話が部屋の照明器具からデータ信号を受信したりできるそうです。 今回のニュースリリースでは例えば、可視光通信は以下のような特徴を持っていると紹介されています。 ・電波のような周波数帯域制限も法律的な制限もない ・情報の発信元(光の出ているところ)が分かりやすい ・盗聴されにくく、セキュリティ対策の上からも安全・安心 ・照明等の既存インフラを利用できるためネットワークの構築が容易 ・人体や精密機器に影響を与えない ■可視光通信コンソーシアム - 可視光通信コンソーシアム(VLCC)は2008年9月に相互の技術開発および研究を推進するために、赤外線データ協会(IrDA)と共同開発協定を締結したそうです。 また、光無線通信システム推進協議会(ICSA)とも連携し、これら光無線通信関連の3団体が共同で活動を始めたそうです。 ・可視光通信コンソーシアム(VLCC) ・赤外線データ協会(IrDA) ・光無線通信システム推進協議会(ICSA) これら3団体の活動目的は: ・光無線環境に関する整合性の確立 ・光技術に関する日本の発信力の強化 ・可視光通信の利用拡大と早期実用化 の3点だそうです。 可視光通信は現在の携帯電話のような基地局建設といったインフラ構築を必要とせず、既存のインフラ(電力線+照明)を使って、手軽に通信できるため、携帯電話のための、第5世代通信方式とも言われているそうです。期待が高まります。 さらに詳しくは、上記のサイトへアクセスしてください。 ■関連サイト 可視光通信コンソーシアム - http://www.vlcc.net/ 赤外線データ協会 ホームページ Welcome to IrDA http://www.irda.org/ 光無線通信システム推進協議会 http://www.icsa.gr.jp/ ブログ関連記事ドコモ、赤外線通信 IrSimple対応のFOMA端末を開発 KDDI研究所、携帯電話の赤外線ワイヤレス通信で1Gbit/sを実現 ■iC通信とは? 携帯電話 コスト削減![]() 法人名義で契約している携帯電話の管理工数軽減や、通信料金の最適化はどうすればいい?社員が利用している携帯電話の社内管理はOK? 企業が抱える携帯電話に関する問題解決のために…。 法人携帯のススメ-DoPlaza 〜携帯電話情報サイト |
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