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help リーダーに追加 RSS ドコモ、受信処理100Mbpsを実現するLTE用低消費電力LSIの試作に成功

<<   作成日時 : 2008/12/18 14:52   >>

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2008年12月17日、ドコモはLTEの要求条件である伝送速度100Mbpsの受信処理を実現する低消費電力LSIの試作に成功した、と発表しました。




この試作LSIにより現時点で商用化されているHSDPA方式の受信最大通信速度7.2Mbpsの10倍以上に相当する下り100Mbpsの高速信号伝送時において、MIMO(マイモ)信号分離および誤り訂正復号処理を40mW以下の消費電力で実現したそうです。

40ミリワット以下の
消費電力で実現!
ドコモが伝送速度100Mbpsの
受信処理を実現する
LTE用低消費電力LSIの
試作に成功






ドコモ報道発表資料
2008年12月17日→
100Mbpsの伝送速度を実現するMIMO用低消費電力化復調・復号LSIの試作に成功
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/081217_00.html
〜LTEの実用化に向けた取組み〜



ドコモはすでに2007年9月、4つのアンテナから送信された信号の復調処理およびMIMO信号分離処理を行う機能を実装し、下り200Mbpsの伝送速度のMIMO信号分離を100mW以下の低消費電力で実現するLSIの試作に成功していました。

今回の試作LSIではLTEの要求条件に相当する下り100Mbpsの伝送速度における更なる低消費電力化の実現を目的としたそうです。そして、LTE端末の受信処理において大きな処理量を必要とするMIMO信号分離、ほぼ同等の処理量を要する誤り訂正復号処理を含むLSIを40ミリワット以下の低消費電力で実現したという。

ドコモは今後、今回試作したLSIに用いた技術をもとに引き続きLTEおよびIMT-Advancedの研究開発を推進し国際標準化にも積極的に協力していくそうです。

LTE = Long Term Evolution
MIMO = Multiple-Input Multiple-Output (マイモ)
OFDM = Orthogonal Frequency Division Multiplexing (直交周波数分割多重)
IMT-Advanced = International Mobile Telecommunications-Advanced



LTE = Long Term Evolution
→標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)で仕様が作成された移動通信方式。下りリンクにおいて最大100Mbps以上の伝送速度が実現される。ドコモがSuper 3Gとして提唱したもので第3.9世代携帯電話システムと位置づけられている。

MIMO = Multiple-Input Multiple-Output マイモ
→複数のアンテナから異なる信号を同時に同じ周波数を用いて送信する技術

MIMO信号分離
→複数のアンテナから送信された信号を受信側で分離する技術

誤り訂正復号
→マルチパスフェージングにより生じる誤りを訂正するために本来のデータとは別に冗長なデータを付加し受信側で誤りを訂正する方法。LTEでは誤り訂正符号としてターボ符号を採用、その復号にはターボ復号が用いられれいる。ターボ復号は高い誤り訂正能力を有するが消費電力が大きい問題がある

OFDM = Orthogonal Frequency Division Multiplexing (直交周波数分割多重)
→高速なデータ系列を複数のキャリアに分割して並列伝送する方式。市街地伝搬環境で問題となるマルチパス干渉に強い耐性を有する

IMT-Advanced = International Mobile Telecommunications-Advanced
→IMT-2000の後継システムである第4世代移動通信システムのITU-Rにおける名称


さらに詳しくは、上記のサイトへアクセスしてください。

ドコモの技術力はスゴイものがあります。特に、LTE関連の技術力は期待が持てるでしょう。将来、ドコモの低消費電力 LTE通信チップ (LSI)が搭載された LTEケータイ電話が登場することを待ちたいと思います。


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